当院は、平成7年5月に開院した整形外科疾患を中心とした医療機関です。
整形外科一般(外傷、骨折など)、特に変形性関節症、脊椎疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ(RA)、スポーツリハビリに積極的に取り組んでいます。RAに対しては超音波検査による早期診断、骨粗鬆症に対しては腰椎、大腿骨、手で骨量を測定できる全身骨量測定器を用いて治療にあたっています。RAは鹿児島赤十字病院時代に多くのRA患者さんの手術を経験していますが、現在は内服による薬物療法を中心に、また適応を厳密に判断し生物製剤も併用して治療にあたっています。入院やセカンドオピニオンを必要とすれば、各分野の専門医が常勤している病院と連携をとっています。
また、当院では地域医療の一環として予防教室を開催しています。内容は、運動器障害予防教室とスポーツ障害予防教室の2つのテーマで行っています。具体的には転倒予防や関節痛に対する自宅での運動方法や生活の注意点など実践を踏まえて行ったり、スポーツに関しては身体機能のチェック、運動方法、フォームアドバイス等さまざまなテーマで理学療法士が直接指導します。